このページではサロン開業から約7年の間、実際に施術したお客様のお爪を掲載しています。ネイルサロンはお爪が元々綺麗な方のみが色を塗るためだけにご来店されるところというわけではありません。病院に行っても親身になってもらえない状態や、ご自身では対処できないお爪もネイルサロンで通常の状態に戻していけることもあります。
二枚爪、深爪、巻き爪、肥厚爪や変形爪、他店サロンやセルフネイルによる爪の痛み、ジェルネイルの持ちの悪さ…そのお悩みは多岐にわたります。
もしお爪のお悩みがありましたら、おひとりで悩まずにまずはご相談ください。そして、このページが同じような状態でお困りの方の参考になれば幸いです。
<爪甲剝離による深爪>
爪甲剥離による深爪をなんとかしたくてご来店されました。お爪によっては、半分以上が剥離しており、そのままにしていれば自然に爪とネイルベッド(お肉の部分)がくっついていくかと思っていたが、どんどん悪化する一方だったとのこと。
お爪の状態を見極めながら、ケアを開始しました。
このような状態では、カウンセリングでお話を伺い、何が原因かを推察、特定し、お客様と相談・ご協力しながら、望むお爪の状態へと変えていくため、二人三脚での長期戦となります。爪甲剝離は原因が複数にわたることがほとんどです。なので、お客様ご自身では原因の特定が難しかったり、明確な病気ではないため、皮膚科に行っても思うように力になってもらえないこともあります。しかし、爪甲剥離は身体からのSOSであることは間違いありません。
状態によっては深爪のケアを行いながら、通常の見た目に近づけるためのジェルネイルによるカラーリングも可能です。
こちらは約3か月後のお写真です。剥離していたネイルベッドが前方に伸びていき、ほとんど通常のお爪と変わらない状態になりました。私のアドバイスを元に、剥離していた原因と思われることをお客様が改善し、地道に継続してくださったおかげです。
<巻き爪(足)>
写真は左足ですが、巻き爪自体は両足巻いていました。一部は陥入して刺さっていたため、皮膚科で化膿止めを処方してもらいながら巻き爪ケアを行いました。
半年後のお写真です。症状が行きつ戻りしながらではありましたが、ほとんど通常の状態に回復しました。こうなると巻き爪自体の痛みや違和感はなくなりますので、再発を防ぐためにも歩き方の改善や靴の見直しなどを行い、それを継続する必要がありますが、体の末端である足指に対してその意識を持ち続けることは難しいため、再発はとても多いです。しかし、サロンで通常のケアを続けることにより、悪化する前に対処できるという利点もございます。
お客様によっては、巻き爪がまたひどくなった時だけご来店される方もおりますし、ありがたいことに「通い続けたい」と言っていただけるケースもあります。その点につきましてはお客様のご意向に合わせて選択することができます。
<伸ばせない爪>
こちらは一見普通のお爪に見えますが、ネイルの持ちが悪く、しかもある程度伸びたところでお爪が必ず折れてしまうため、伸ばしたいのに伸ばせないということでご来店されました。
美容師という指先を酷使するお仕事でもあるため、改善にはいくつかのポイントがありました。
約3か月後の状態がこちらです。お爪が折れることなくしっかりと伸び、ネイルベッドもかなり長くなりました。写真ではわかりにくいのですが、当初はネイルベッドにうっすらも赤みも見られたため、度重なるジェルのはがれにより爪が薄くなっていたと思われます。
お爪やお客様の生活、お仕事に合ったベースジェルを使用することにより、目に見えにくいお爪の痛みは改善され、ジェルネイルの持ちは3~4週間と良くなり、QOLも上がるものと確信しています。
現在は爪の伸びに悩まされることもなく、お好きなデザインを毎月楽しまれています。
お爪は1か月に約2~3mm伸びるものですので、やはり爪の状態が良くなるまでには最低でも3ヶ月はかかることが通常です。
<肥厚爪(水虫・白癬)>
ご高齢でご自分でもご家族もお爪を切ることができなくなったため、ご来店されました。
全体的に爪に厚みと変形があり、長年履かれてきた小さな靴の形により足指が重なってしまっています。ご本人としては、厚みのあるお爪も普通のきれいな爪に戻したいという強い意志がおありでした。
当初から皮膚科への受診をお勧めしておりましたが、ご高齢のためどこの皮膚科がいいか迷われている間にかなり時間が経過しました。その間にも通常のネイルケアを続けておりましたが、やはり白癬菌の感染があるため、肥厚爪は削ってもすぐ元に戻ってしまう状態でした。しかしようやく皮膚科を受診され、白癬と診断を受けました。白癬は現在塗り薬だけではなく飲み薬も開発されており、効きも大変良いです。
長くかかりましたが、左の写真にもあるとおり、爪先端側が白癬にかかっていた頃の爪、根本側から綺麗なお爪が生えてきています。中央の写真が完全に爪が綺麗な状態へとなったものです。右の写真は左足で、こちらは巻き爪ケアも行っている状態ですが、ご来店当初の写真と比べると、かなり変わったのがわかるかと思います。また、写真でははっきり写っていませんが、親指以外の爪の状態もしっかり改善されています。
今後は通常のケアを行いながら、衛生を保つことと、指の重なりをご自身で開くような自宅でのケアが大切になってきます。